セットや衣装デザイン、大道具・小道具の製作、劇場での仕込みに至るまで、舞台芸術全般について公演をとおして学習
舞台美術に関わる基礎知識に触れ、木工・作画の制作実習を行うことで、イメージを造形化するために必要な力を養う。美術プランに従い、舞台セットを制作。経験を積むとともに、完成したときの感動をわかち合う。
舞台芸術作品における美術の役割を把握し、さまざまなイメージトレーニングを通して発想のメカニズムを体感し、モノ(装置)と人(演技者)の関係を考察、発想力の強化と基礎造形力の向上をねらう。
実際に行われる学外公演の衣裳デザイン・制作や、任意のロマン派オペラ作品を選び、登場人物の明確なキャラクター設定及び、舞台美術プランを想定した上での衣裳をデザインする。
舞台美術家の仕事と思考過程を学び、戯曲をもとに装置デザインから模型製作をとおしてデザインを実践。学内上演の為のスケジュール管理、役割分担などの実務も実戦で行う。
舞台美術は作品のすべてと密接に関係し、作品の感動を左右するもの。舞台美術家には、デザインしたものを、責任を持って図面化し、人に伝え、発注する力が必要です。舞台は総合芸術と言われ、共同作業で成り立ちます。ぜひ、人との縁を大切にしてください。