第1クラスではモデリングとカービングを通じた作品づくり、第2クラスでは多彩な素材や空間を使った表現に挑戦
立体表現に必要な基礎知識、石膏整形の基礎技術の習得をめざす。自然物をデッサンして芯棒を制作。質感やバランス、面などを意識しながら粘土で肉づけし、石膏成形までをトータルで学んでいく。
塑像を中心に、モデルを使用した等身大の半身像を制作する。また、粘土原形を石膏に置き換える方法を学ぶ。木彫制作によるカービングの表現を理解し、全身像のモデリングによって構成力とデッサン力に迫る。
制作者として、さまざまな描画材料について、あらためて興味と関心を持つことを目的とする授業。自作の水彩絵の具を用いた作品制作や、テンペラ画やフラスコ画の演習を実施する。
モデルを使った塑像制作により具象的または抽象的作品を、前期と後期に渡って制作。原型を別素材に置き換え、素材を生かしたカービングによるフォルムを追求し密度の高い彫刻作品の完成を目指す。
幼少の頃はみんな素直で自己に正直でありました。人はそのすばらしい感性を成長とともに失いがちです。美しいと思う感性は人類にのみ与えられた才能です。どんなに不器用であっても、この素直な心を失わないことが一生の糧になるのです。
芸術制作をとおして捉える力、つくる力を養い、周りに流されない独自の視点と価値をつくり出し「生きる力」を身につけよう! 何事にも探究心を持って挑戦し、ときには失敗も経験して新たな自分自身の引き出しを増やしていこう!