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【内容】
1924年オランダのアムステルダムに生まれたヨハン・アルデンドルフは、第二次大戦後にヨーロッパ各地を放浪したあと、南仏のカーニュ・シュール・メールに移り住み、作家活動を行っていました。
コンテ鉛筆の線描のみで緻密に描かれたモノクロームの画面では、憂いを帯びた表情の人々と時計や猿、羽の生えた小さなものなど、独特のモチーフが幻想的な世界をくり広げています。
彼の作品の多くは個人の愛好家が所有しているため、本学で所蔵する全37点のまとまったコレクションは他に例のない貴重なものです。これらは本学写真学科で学科長を務めた写真家の故岩宮武二教授および、本学短期大学部デザイン美術科で学科長を務めたデザイナーの故大高猛教授が、生前にアルデンドルフの魅力に惹かれて収集したものです。
アルデンドルフが単色で描き出す、不思議な世界をご堪能ください。
※本展のポスター、チラシはデザイン学科3年木村紗哉加がデザインしました。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、在校生・教職員など学内の方に向けて開催いたします。ご来館の際はマスクの着用をお願いいたします。発熱や咳などの症状がある方はご来館をお控えください。会期の変更や入場制限を行う場合があります。
【会期】
令和3年6月1日(火)~6月19日(土)
【開館時間】
11:00~17:00
【休館日】
日曜日
【会場】
大阪芸術大学 展示ホール(芸術情報センター1階)