現在、演劇を中心に世界各国のエンターテインメント業界で導入されているオートメーション。舞台上での大規模な大道具の転換や照明の演出をコンピューターで制御し、物語の展開に合わせて自動でプログラムを稼働させるシステムとして注目を集めていますが、まだまだ担い手が少なく、人材の育成は日本のエンターテインメント業界にとって急務とされています。
そうした中、オートメーションテクニシャンとして世界各国で活躍する舞台芸術学科舞台美術コース出身で本学客員准教授の小林由佳先生によるオートメーション演習が実施されました。本記事では演習当日の様子、小林先生がテクニシャンとなるまでの道のり、そしてオートメーションの技術に感銘を受けた学生たちの言葉を紹介します。