大阪芸大のキャンパスに地域の子どもたちを招いて、芸術や創作する楽しみを体験してもらおうという『キッズ・アートカレッジ』。このイベントも6年目となり、すっかり地域にも定着。今回も定員を大きく超える参加申込がありました。
学生たちは事前に綿密な企画を立て、案内板や飾りつけなどを準備。当日は運営スタッフとして、それぞれの担当に分かれて、多くの子どもたちと触れあいました。
事前に準備をした模造紙やダンボール箱に自由にお絵かきをする「からだでアート」は、屋外で開催。子どもたちは全身でお絵描きに挑んでいました。他にも音楽運動療法にもとづくダンスや、スーパーボールロケットや葉脈標本をつくる科学実験、ペットボトルや牛乳パックを使った楽器づくり、俳句体験など、数々のプログラムを実施。子どもたちと一緒になって現場を駆けまわっていた学生たちですが、常に 安全面にも配慮をしながら、無事にすべてのプログラムをやり遂げました。
「こどもふれあい体験実習」を必須科目としている初等芸術教育学科3年生を中心に、子どもと触れあいながら、子どもが宿すエネルギーやクリエイティビティを引き出す『キッズ・アートカレッジ』。初等芸術教育学科の看板プロジェクトとして、これからも地域の先生や保護者のみなさんからも期待される創造体験の機会となるはずです。