ガラス教育機関合同作品展×大阪芸術大学所蔵品展 Re-again―現代ガラス作品とその源流―
【会期】
令和5年10月13日(金)~10月28日(土)
【開館時間】
11:00~18:00(体験入学10月22日(日)は10:00~17:00)
【休館日】
10月15日(日)
【会場】
芸術情報センター 展示ホール・アートホール・地下展示ケース
【内容】
ガラス作家が考え工場の職人が制作する従来のスタイルと異なり、ガラス作家が自身の手で設備を使用して自由に作品を制作する「スタジオグラス運動」がアメリカで1960年代にスタートし世界に広まっていきます。大阪芸術大学が所蔵しているスタジオグラスコレクションは、多くが1980、90年代、日本全国巡回展「ヤマハ・グラス・ナウ」で紹介された有名現代ガラス作家の制作した作品であり、日本に「スタジオグラス運動」を広げるきっかけとなった貴重な作品コレクションです。また、同時に大学が所有するガラス彫刻作家の巨匠、スタニスラフ・リベンスキー(1921-2002)の制作した「RIVER OF LIFE(生命の川)」の一部を展示します。この作品は70年大阪万博(EXPO‘70)のチェコスロバキア館に展示されたもので、およそ半世紀ぶりの展示となります。
ガラス工芸コース設立20年を記念し、大阪芸術大学でGEN(Glass Education Network)の「ガラス教育機関会議」が開催されるのに合わせ、ガラス工芸コースと大阪芸術大学博物館がコラボレーションして今回の展覧会を企画しました。
※本展のポスター、チラシはデザイン学科3年阿部鈴がデザインしました。
【出品内容】
・スタジオグラスコレクション
・ガラス教育機関合同作品
・本学工芸学科ガラス工芸コース教員作品
・スタニスラフ・リベンスキー「RIVER OF LIFE」(一部再構成) 計約60点
【関連イベント】
10月28日(土)
・10時~12時 高橋禎彦氏&ボイドスギキ氏による公開制作(22号館 吹きガラス工房1階)
・13時~15時 武田厚氏による特別講義&大阪芸術大学所蔵品解説(芸術情報センター地下1階 AVホール)
・15時~17時 70's(70年代ガラス作家)による公開制作(22号館 吹きガラス工房1階)