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生成AI等の使用について
2024.02.20
現在、ChatGPT等に代表される生成AIは日々進化を遂げ、今後も技術が進み様々な分野に浸透していくことが想定されます。 生成AIは便利なツールであり、柔軟に利活用することで学修効果の向上も期待されますが、懸念や危惧される面も多々ありますので、現状での生成AI等についての大阪芸術大学の見解を示します。
- 授業における成績評価の対象となるレポート、論文、作品及びその他の課題の作成において、生成AIの出力をそのまま使用し提出することは、インターネット検索したものをそのまま使用することと同様に禁止し、評価の対象とはしない。
- 提出作品等において、アイデアや提案の根幹となる創造性の部分を生成AIに委ねることは禁止とする。提出作品のうち提案の根幹をAIに委ねたことが発覚した場合は、評価を取り消す場合がある。
- 授業における生成AIの使用については、各々の授業の実態に応じて生成AIの利活用が有効だと想定される場合には、各授業担当教員の指示に従うこと。
AIにより生成された内容には虚偽が含まれている又はかたよりがある可能性があるため、インターネット検索と同様に内容の確認、裏付けを行うこと。 - レポート等の作成において、文献やインターネット検索を使用した場合と同様に生成AIを使用した場合も、利活用した旨や利活用した生成AIの種類・箇所等を明記すること。
生成AI等の出力に著作物の内容が含まれていた場合、気付かずにそれをレポート等に用いると剽窃(他人の著作物を盗み、自分のものとして用いること)にあたる可能性があるため、著作権の侵害に充分な注意をはらうこと。 - 生成AIへの入力を通じ、機密情報や個人情報等が意図せず流出・漏洩する可能性があるため、機密情報や個人情報を安易に生成AIに入力しないこと。
- 生成AI等の扱いについては、AIに関する技術の進展や文部科学省からの方針、社会動向を注視し、状況によって変更していく。
大阪芸術大学