アートサイエンス学科の学科棟は、建築界のノーベル賞ともいわれるブリツカー賞を受賞した世界的建築家であり、建築学科の客員教授でもある妹島和世先生が設計されました。学外からも多くの見学者が訪れる建物です。
そのアートサイエンス学科棟で、2019年8月26日〜31日の6日間にわたり、妹島和世先生とSANAA事務所のパートナーで、非常勤講師の棚瀬純孝先生によるデザインワークショップが開かれました。
設計者自らがワークショップを行うという貴重な機会に参加したのは、建築学科を中心とする39名の学生たちです。テーマは「アートサイエンス学科棟の可能性を拓く」。1年生から大学院生までが6つのグループに分かれ、アートサイエンス学科棟というランドスケープを敷地として考察し、その使い方を設計・提案するという課題に取り組みました。