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内容
トーマス・アルバ・エジソンによって蓄音機が発明されたのは1877年、明治10年のことです。当初、録音・再生の道具として開発が進められましたが、音楽鑑賞の道具へと進化を重ね、人々の間に浸透して行きました。今日に至るまで、音楽を楽しむ方法は多様な進化を遂げていますが、わたしたちが身近に音楽を楽しめるようになった原点には蓄音機がありました。
日本では明治中頃から蓄音機やレコードが輸入され、やがて国内での製造がはじまりました。本展では、明治後期から昭和初期までの国産の蓄音機、レコードを中心に、蓄音機が娯楽の道具として定着していった様子をご紹介します。明治、大正、昭和、平成を超え、新たに令和という時代を迎えた今、100年以上前の蓄音機時代に思いを馳せる機会にしていただければ幸いです。
※ 本展のポスター、チラシは梅渓圭樹(デザイン学科3年)がデザインしました。
【出品内容】
国産の蓄音機など 約50点
国産のレコードなど 約20点
【会期】
令和元年6月6日(木)~6月20日(木)
【開館時間】
11:00~18:00
【休館日】
日曜
【会場】
大阪芸術大学 展示ホール(芸術情報センター1階)