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映像・映画・舞台
映画『建築と時間と妹島和世』
2020.10.21
【出演】
妹島和世(建築学科客員教授)
【監督・撮影】
ホンマタカシ
【内容】
大阪芸術大学アートサイエンス学科。
アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させて、
これまでになかった研究と教育を行う新校舎に、
妹島和世が込めた思いは「公園のような建物」。
妹島和世。
金沢21世紀美術館やルーブル美術館ランス別館などを手がけ、
建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家。
彼女は新校舎の設計・建築にあたり大切にしたことを3つ挙げている。
一つは、建物が立つ「丘」に合せた外観であること。
それは周辺の環境と美しく調和する、有機的なフォルムを導き出した。
さらに、建物が「開かれている」こと。
様々な方向からの出入りでき、様々な方向への視界が確保できるような、
内と外との自然なつながりを実現した。
そして、そこが人々の「交流の場」となること。
まさに、誰もが立ち寄れる、見晴らしのいい丘の上の「公園」である。
その構想から完成までの、3年6か月という時間を追ったドキュメンタリー。
一人の建築家の一つの建築に向き合う姿を鮮明に描き出している。
監督・撮影は、ル・コルビジェ、丹下健三など
数々の建築物を撮影してきた写真家 ホンマタカシ。
90年代に妹島と出会い、それ以来妹島建築を撮影してきた。
その彼の映像の力が、妹島の作品を通して「もう一つの作品」を作りあげた。
【製作】大阪芸術大学
【公式サイト】