店内に作品をバランス良く配置することで客席間の距離を保ち、お茶や食事を楽しみながらアートを鑑賞できる「アート de ディスタンス」。実施されている大阪市役所地下2階「カフェ英國屋」では、市役所職員や来庁者の方々が気軽にアートにふれられる場としても話題になっています。
芸術計画学科の「プロジェクト演習」の一環として、学生たちが企画から携わり、展示プロデュースを実践。同時に、コロナ禍で発表の場を失った本学卒業生作家の活躍の場を作りだし、応援しようという思いも込められたプロジェクトです。
Vol.1(4月5日~7月21日)では芸術計画学科出身で作家として活動する卒業生が出展し、展示作品が完売した作家も。Vol.2(7月26日~11月19日)では、美術学科卒業生の綾理恵さんと佐田涼香さんが新たに起用され、「夏」をテーマにした計16点の作品が展示されています。入口で目を引く大きなパネルや、手に取りやすい卓上メニュー型の作家コメントなど、来店者の興味を引く様々な工夫も盛り込まれています。