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【著者】
塚本 はつ歌(大阪芸術大学舞台芸術学科舞台音響効果コース卒業生)
【著者について】
1983年生まれ。岐阜県瑞浪市出身。大阪芸術大学卒業後、職歴を重ねながら小説投稿を続ける。現在は神奈川県在住。子育てをしながら執筆を行う。好きなことは散歩と読書、料理の本を眺めながら寝ること(実際に作るかどうかはまた別の話)。
【出版社】
産業編集センター
【発売日】
2021年11月15日
【定価】
1,760円(本体価格1,600円+税)
【内容】
山あいの町で長年大切にされてきた、樹齢千年の巨樹が根返りを起こして倒れた。
リニア建設による環境変化が要因なのか、それとも山からの警告なのか??
「前から思っていたの。この人は『傾く』かもしれないって。そうだとしたら夏至だから」
17歳の大洋(たいよう)が、クラスメイトの明里(あかり)から突き付けられた奇妙な一言。その日を境に2人の日常が一変する。塩が採れるという伝説の「塩樹」をめぐる、過去と現在そして未来が交差する物語が今幕を開ける。