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就職データ

就活リポート
大阪芸大、ここがすごかった!
就活リポート
大阪芸大、ここがすごかった!

大阪芸大に入学して、役立ったこととは? 就職先をどのように決めましたか?

卒業した先輩たちに、実際の就職活動の様子を語ってもらいました。

夢を見つけ、かなえるためのヒントが満載です!

田中 優丞
株式会社カプコン
[ゲームメーカー]
職種:VFXデザイナー
田中 優丞
田中 優丞さん
デザイン学科
情報デザインコース(在学当時)卒業
“番組制作で磨いた技術をゲーム業界で発揮”
“番組制作で磨いた技術をゲーム業界で発揮”

大学はゲーム業界をめざすきっかけをくれた場所。2年生の頃、サークル活動を通じて映像制作に興味を持ち先輩から直接いろいろ学び、授業課題も可能なものは映像で提出。また 、大阪芸大発のアート情報番組「大阪芸術大学テレビ」で1年間映像制作のアルバイトをし、技術を磨くことができました。エフェクトをつくることが好きで、その技術はゲーム制作でも発揮できると、ゲーム業界を志望。先輩のポートフォリオを見たり面接の話を聞いたり、学科主催のイベントで今の会社に就職した先輩と交流できたことも、就職活動の参考になりました。

村瀬 玲雄
トヨタ車体株式会社
[自動車メーカー]
職種:カーデザイン
村瀬 玲雄
村瀬 玲雄さん
デザイン学科
プロダクトデザインコース卒業
“憧れのカーデザイン。入学して夢を実現!”
“憧れのカーデザイン。入学して夢を実現!”

物心ついたときから車と絵が好きで、カーデザインはずっと憧れの仕事でした。大阪芸大は自動車メーカーで活躍する先輩も多く、実際にカーデザインを行う先生から学べることから夢が膨らみました。希望の仕事に就くために足しげく就職課に通い、インターンシップへも積極的に参加し、ポートフォリオ制作に必死に取り組みました。先生にはデザイン画の描き方などの基礎から、細かく指導していただけたことに感謝しています。憧れの仕事に就けた今、緊張もありますが、みんなでいいものをつくるチームの一員として切磋琢磨しています。

久國 竜右
千株式会社
[インターネット写真販売]
職種:フォトグラファー
久國 竜右
久國 竜右さん
写真学科卒業
“『スクールフォト』の世界に飛び込みました”
“『スクールフォト』の世界に飛び込みました”

学生時代は自分の作品づくりに専念してきましたが、プロの写真家として活躍する先生の「どんな写真でもストーリーを持たせなくてはならない」という撮影に対する考え方は、仕事として写真を撮るようになった今も大切にしています。就職先の会社は、幼稚園や学校のイベントを撮影する『スクールフォト』をメインにしています。先輩が勤務していて、会社の制度や働きかたの相談に乗ってもらい入社を決めました。多くの人に喜ばれる写真を撮り続けられる環境を求めていたので 、ベストな選択だと思っています。

成川 太一
大和ハウス工業株式会社
[住宅総合メーカー]
職種:施工管理
成川 太一
成川 太一さん
建築学科卒業
“課題をまとめたポートフォリオが大活躍!”
課題をまとめたポートフォリオが大活躍!”

課題で制作した模型をまとめたポートフォリオが、就職活動で大活躍しました。後々必要になると就職課で聞いていたので、そのことを頭の片隅に入れて課題に取り組んでいました。教授がつきっきりで指導してくださり、学校にこもって制作に打ち込んだことも。また、就職課にもよく通い、気になる企業の先輩を紹介してもらったり、見学を手配してもらったりとサポートしてもらいました。住宅の工事を管理しながらさまざまな人と関わる仕事で、楽しく人と関われるのは、大学で培ったコミュニケーション能力のおかげです。

松本 和也
住友林業株式会社
[住宅メーカー]
職種:生産職
松本 和也
松本 和也さん
建築学科卒業
“プレゼンに慣れていたので就活が楽しかった”
“プレゼンに慣れていたので就活が楽しかった”

建築に興味があり、意匠を深く学びたくて大阪芸大に入学しました。毎月のように課題が出ては、建築について考えていた学生生活。土地に合った建築物を考えるために、現地調査へ出かけるなど真剣に取り組みました。プレゼンする機会が多く話すことに慣れていたからか、面接も極度に緊張することはなく就活自体が楽しかった印象です。現在は施工監理をしながら、住宅の建設に関わっています。学んできたことを生かしながら、家ができ上がっていく感動に立ち会えるので、やりがいを感じています。

岩谷 孝平
株式会社アックス
[美術制作会社]
職種:美術ディレクター
岩谷 孝平
岩谷 孝平さん
映像学科卒業
“映画制作に没頭! 現場経験を就活でアピール”
“映画制作に没頭! 現場経験を就活でアピール”

大学時代はとにかく映画づくりに没頭していました。1年生のときから、同級生と一緒に手探りで映像をつくり、当時から美術制作を担当。空間をどうつくるかで、映像のイメージがまったく変わることが、美術のおもしろさですね。プロとして映像制作の現場で活躍している先輩の現場に呼んでいただくことも多く、現場のスピード感に圧倒されつつも、自分もこんな仕事をしたい!という想いを強くしていきました。人とのつながりから想像以上の経験ができることも。現場での多様な経験は、就職活動でのアピールにもなりますよ。

糸井 桃子
株式会社メディカ出版
[出版社]
職種:編集
糸井 桃子
糸井 桃子さん
文芸学科卒業
“『藝大我樂多文庫』の編集経験が強みになった”
“『藝大我樂多文庫』の編集経験が強みになった”

子どもの頃から「文字を扱う仕事がしたい」という夢のため、編集者になるための勉強ができるゼミに入り、大阪芸大の『藝大我樂多文庫』という雑誌の編集に深く関わってきました。この雑誌は、企画から記事執筆、校正まで全て学生が担当し、編集技術を磨く場として長く大切にされています。学んだことを雑誌という形にできるので、就職活動の際にも強みになりました。さまざまな出版社の説明会に行きましたが、媒体ごとに編集者の雰囲気は異なります。実際に見ることで、自分がなりたい編集者のイメージを固められたと思います。

垣見 悠斗
株式会社アイネックス
[総合技術プロダクション]
職種:映像編集職
垣見 悠斗
垣見 悠斗さん
放送学科
制作コース卒業
“内定のきっかけは説明会でのポートフォリオ”
“内定のきっかけは説明会でのポートフォリオ”

大阪芸大に入学したのは、放送全般のことが学べるうえ、番組の実習授業が受けられるから。制作コースでドキュメンタリー専攻では福島や広島に出向いて撮影したり、スタジオ番組専攻でテロップや番組の小道具制作をする忙しい日々を過ごしました。大学主催の就職ガイダンスや講座も多く、できるだけ参加しました。自主制作したポートフォリオが現在の上司の目に留まり、ウケたことが内定のきっかけとなりました。周りの同級生も放送業界をめざしていたので、情報交換をして、励まし合ったのもいい思い出です。

三野 雄大
株式会社青二プロダクション
[声優事務所]
職種:声優
三野 雄大
三野 雄大さん
放送学科
声優コース卒業
“アニメ声優の夢を実践的な授業で実現できた”
“アニメ声優の夢を実践的な授業で実現できた”

アニメ声優をめざして放送学科に入学し、授業を通じて“声を使う仕事”の幅広さを知ることができました。テレビ番組のナレーションやキャスターの実習も経験。同じ映像でも、文章の読み方ひとつで番組の雰囲気が変わることを目の当たりにし、視野が広がりました。キャラクター造形学科の学生がつくったアニメの声優に学内オーディションで選ばれ、資料からキャラクターのイメージを広げ、完成まで見届けたのもいい経験に。声優の仕事はオーディションの連続です。全力でパフォーマンスできるよう、現場の雰囲気に慣れることも大切ですよ。

吉川 奈央
奈良テレビ放送株式会社
[テレビ局]
職種:総合一般職
吉川 奈央
吉川 奈央さん
放送学科
アナウンスコース卒業
“ディレクターとしてフロアやロケで奮闘中!”
“ディレクターとしてフロアやロケで奮闘中!”

アナウンサーを志望していたので、実践的な授業の多いアナウンスコースを選択しました。在学中は地元のキャンペーンレディを2年間務め、ますます人と話すことが好きに。就職活動では就職課に通い、インターンシップを勧めてもらうなどかなりお世話になりました。現在、アナウンサーではなく総合職として働いていますが、生放送の情報番組をフロアで仕切ったり、ロケ先へ取材に訪れたりといろんなことに挑戦しています。大学で制作全般について学び、スタジオやカメラにも触れていたので現場にも馴染みやすく、経験が生きていることを実感しています。

中島 未公
株式会社博報堂プロダクツ
[総合制作事業]
職種:イベントプロデュース職
中島 未公
中島 未公さん
芸術計画学科卒業
“紙芝居を熱演し、面接官を笑顔にしました”
“紙芝居を熱演し、面接官を笑顔にしました”

授業や学科の枠にとらわれず、自分の創作意欲次第で何でもできる。それが大阪芸大の魅力だと思います。在学中は多くのイベントを企画・実行してきましたが、迷ったときにすぐ相談できる実績豊富な先生の存在は頼もしかったです。就職活動の面接では、在学中の経験を紙芝居にまとめて視覚とトークで伝える演出をしました。また、大学で学んだイベントの戦略策定が、就職活動で会社のことを深く研究することに生きたと思います。相手のことをよく考えて、アプローチの方法を考える。それはイベントづくりも就活も同じかもしれません。

植村 優衣子
株式会社サンリオエンターテイメント
[テーマパーク]
職種:ダンサー
植村 優衣子
植村 優衣子さん
舞台芸術学科
ミュージカルコース卒業
“学内オーディションのおかげで焦らなかった”
“学内オーディションのおかげで焦らなかった”

いつも笑顔を絶やさず、ゲストを喜ばせるテーマパークダンサーになるのが夢で、大学内でオーディションを行っている大阪芸大に入学しました。ミュージカルコースには同じ夢に向かって頑張る仲間が多く、切磋琢磨し合えたことが今につながったと思います。在学中は他コースの授業にも参加し積極的にダンスを学びました。自分より上手なダンサーとの練習の場があるのも入学してよかったことです。就職活動では、授業での模擬オーディションや日々のレッスンのおかげで、焦らずに自分を表現できました。

樋口 はるか
四季株式会社(劇団四季)
[劇団]
職種:舞台監督助手
樋口 はるか
樋口 はるかさん
舞台芸術学科
ミュージカルコース卒業
“『舞台』の世界をどん欲に追究し進路を決定”
“『舞台』の世界をどん欲に追究し進路を決定”

大阪芸大に進学した理由は、実践的な授業が多いことに加え、演劇の歴史など文化的背景も学べるからです。ミュージカルコースに所属しながら、舞台照明コースの授業を履修したり、尊敬する講師の授業を単位取得にならなくても受講したりと、どん欲に『舞台』の世界を追究した大学時代でした。その過程で舞台の裏方で働きたいと気持ちを固め、先生方にもさまざまな企業を紹介していただき、新鮮な視点で就職活動に挑戦できたと思います。大学には多くの先生や先輩たちの知識や情報の蓄積があり、可能性も広がりました。

山本 奈央子
有限会社ライズ
[音響会社]
職種:音響スタッフ
山本 奈央子
山本 奈央子さん
音楽学科
音楽・音響デザインコース卒業
“授業とアルバイトを頑張り、音響会社に就職”
“授業とアルバイトを頑張り、音響会社に就職”

イメージに合わせた音の響きをつくり上げる音響スタッフは、音楽ライブのほか、演劇やブライダルなどでもニーズのある仕事です。高校時代から音響の仕事に興味があり、大阪芸大に通いながらライブハウスや音響会社でアルバイトをしました。曲の雰囲気に合わせた録音の仕方を実習する「音楽スタジオレコーディング」など実践的な授業が役に立ちました。また、さまざまなジャンルの音楽を知っておくこともこの仕事には必要なので、好みに限らずいろいろな曲を聞くことが大切です。

古内 裕也
一般財団法人ヤマハ音楽振興会
[音楽教室]
職種:ギター講師
古内 裕也
古内 裕也さん
演奏学科
ポピュラー音楽コース卒業
“講師になるためにアンテナを張っていました”
“講師になるためにアンテナを張っていました”

小学生の頃から、大学を卒業するまでずっと習っていたギター。ギター講師を将来の選択肢に入れ、学生生活を過ごしました。ヤマハの音楽教室で講師になりたいと決めていたので、いわゆる就職活動らしいことはしなかったのですが、社会に出たときに何が求められるのか、つねにアンテナを張っていました。また、学科主催の夏と冬の演奏会にも積極的に参加。バンドでの演奏に加え、作曲した楽曲の採点によって出演が決まるので実力が試される場でした。大きな会場での演奏経験が積めるのは、大阪芸大ならではだと思います。